50代、おばちゃん福祉職員の雑記帳

福祉の仕事に携わってまだ3年、面白いこと難しいこと、まだまだいっぱいです。

死とはどういうものか

いつか、必ずだれにでも訪れるもの。

けれど、まだまだ先のこと。

とか、

深くイメージするのが怖い。

あるいは、

わかっているつもり。

などと、そんなふうに「自分の人生の終末期をどうするのか」という予定を未定にして論理的思考を避けてきましたが、スクールの授業であらためて考えさせられました。

 

まず、教科書から拾ってみましょう。

 

終末期の法的な定義は定まっていません。

 

ふーん、そうなんだー。と思います。

日本老年医学会が決めた定義は、

「終末期」とは、「病状が不可逆的かつ進行性で、その時代に可能な限りの治療によって病状の好転や進行の阻止が期待できなくなり、近い将来の死が不可避となった状態」とする 

とあります。

 

はっきり言語で示されると、なるほどなと思うものですね。

そして、次のページに進みます。

この終末期をどこで療養したいかの一覧表が載っておりました。

厚生労働省の調査報告書。

一般国民、医師、看護師、介護職員でアンケートを取ってあります。

一般国民の、この結果が。

 

医療機関37,5% 

介護施設10,7%

自宅47,4%

 

ふむふむ。半分近くの人は自宅で過ごしたいのね。

なんとなく納得できる数字ですね。

お気持ちはわかります。

 

そして、続いて、医師はなんと答えたかと申しますと。

医療機関20,9%

介護施設10,1%

自宅66,5%

 

おいーーー!?

 

私は、ちょっとやそっとのことでは病院に行かないことに決めました。

だって。ねえ。

一度延命治療始めたら最後まで外してはいけないんでしたよね?

しつこいようですが、20%、です。

お医者さんの10人のうち2人、です。

その、何と言いますか、お医者さんたちは自分たちは延命治療望んでいないってことでしょうか…?

私も。

もともと、自分は延命治療はいらないと家族に伝えてはおりましたが、さらにその思いは強くなりました。

 

ということで、もうお時間が迫りましたので、また明日。

では、いってらっしゃい。(^^)/