50代、おばちゃん福祉職員の雑記帳

福祉の仕事に携わってまだ3年、面白いこと難しいこと、まだまだいっぱいです。

禊として介護職に就くのはやめてほしいなー

こんばんは。おばちゃんです。

よく芸能ニュースで見かけるのですが、

犯罪をおかして逮捕されちゃった芸能人なんかが、しばらくテレビから消えますよね。

それで、何年かしてぼちぼとインスタやYouTubeなんかから少しづつ復帰してきたりします。

いいんですよ。

そのことには何の文句もありません。

しかし。

復帰してきたときに、

実は3年間、介護の仕事していました。

ってなことを言うことがあります。

このことで、メイプル超合金の安藤さんが怒っていたことがありましたが、おばちゃんも同じ。

これ、福祉のお仕事している人はたぶん、不快に思っているんじゃないでしょうか?

罪や穢れを落とし自らを清らかにするために滝に打たれて修行する、みたいなイメージで挽回しようとしているのかもしれませんが。

まっとうな人間になって、もう一度人生をやり直します!

そういう気持ちは応援したいと思いますよ。

でも、なんで、やらかした人はきつくて辛くて重労働である介護の仕事を真面目にやりました。

みたいな、囚人が罰を受ける的な、償いをしたかのような告白をするのでしょう。芸能界に戻りたいばかりにそういうことを言うのやめてほしい。

本気で介護の仕事がしたいなら、本当に本気でやってください。

最初から芸能界に戻るつもりで、一時的な、僕贖罪してます、みたいな見え見えのパフォーマンスは、おばちゃんは嫌いです。

 

福祉の仕事が好きな人もいるんですよ。

面白いこといっぱいあるんですよ。

確かに福祉の会社はブラックなところの方が多いでしょう。

サービス残業は当たり前。

職員を使い捨てにする大企業もたくさん。

慢性的な人手不足で安月給の長時間労働

腰や肩を痛めて離職する人も相変わらず後を絶ちません。

それでも、利用者の心と体に触れ心身の機能を良い状態になるよう試行錯誤したり、やってみた行動がうまくいって利用者の嬉しそうな笑顔を見ることができたり、そういうことが好きなんですって人はいるんですよ。

きれいごとじゃなくて、本当に。

だからね。

 

芸能人のみなさん、事件を起こして逮捕されたら、

過酷な仕事で禊しようっていう安易なイメージ戦略で福祉を選ばないで。

好きでその仕事を選んでいる人に対してとても失礼ですよ。

 

ちょっと今日は毒吐いちゃいましたね。

失礼しました。

では、また!