50代、おばちゃん福祉職員の雑記帳

福祉の仕事に携わってまだ3年、面白いこと難しいこと、まだまだいっぱいです。

コロナ後遺症について

おはようございます。

福祉職員のおばちゃんです。

おばちゃんがコロナになるまでは後遺症というものをわざわざ検索するなんてこともなかったのですが、自分以外の人はどうなのか気になって調べてみました。

 

WHO=世界保健機関は「新型コロナの発症から通常3か月間以内に出て、少なくとも2か月以上続く、ほかの病気の症状としては説明がつかない症状」を「コロナ後遺症」としています。

長く続くこともあり、英語では「Long COVID」と呼ばれています。
主な症状としては、けん怠感や息切れ、記憶障害や集中力の低下、嗅覚や味覚の障害などがあるとされています。

 

 

ちなみにこれは2022年6月の時点での記事です。

コロナに罹った人の2・3割は後遺症があるってことですね。

この数字を多いとみるか、少ないとみるか、インフルエンザなどの他のウイルス性の疾患と比べてみないと分からないので難しいところです。

ただ、日本人は幼少期から多数決で物事を決める習慣があるので、多数派が正しい、という感覚が教育の過程で刷り込まれていて、長引く後遺症に苦しむ人々のメンタルに影響しているような気がします。

つまり。

グラフから読み解けば「7割から8割の人は後遺症がない」ということになります。

その人たちには、後遺症に悩む人の気持ちは分からないでしょう。

日本人はとかく精神論でものを語りがち。

肉体の持つ体質として後遺症というものが出ても、気持ちの問題なんじゃないの?

とか。

もっと心を強く持って!

とか、言いがち。

おばちゃんは、そういう、生物としての個の多様性を否定するような言動が大嫌い。

精神論ではなく、科学的なデータを積み上げて、

「俺は無症状でなんともなかったけど、世の中には苦しんでいる人もいるんだな」

と考えられる世の中になってほしいものだなと思うわけです。

後遺症の解析について、以下の説明がありました。

 

(1)せきや熱といった初期の症状がおさまっても、残ったウイルスやその断片が長期にわたって炎症を起こしている
(2)本来、体を守るはずの免疫が自分の体を攻撃している
(3)感染によってダメージを受けた臓器の修復が長引いている
(4)ヘルペスウイルスなど、以前から体内に存在していたウイルスが再活性化している

これらの要素が組み合わさって、さまざまな症状が引き起こされていると考えられるということです。

 

人の体質は、様々です。

同じ人はふたりといません。

周りに後遺症でつらい思いをしている人がいたら、優しく接してあげてください。

 

ここまで書いて、ふと、自分の後遺症について全然触れていないことに気が付きました。

背中と腰の痛みはまだあります。

頭重と倦怠感、少し胃もたれもあります。

仕事に集中しているときは我慢できるくらいの程度ですが、仕事から帰ると何にもできないくらいの疲労感があります。

この症状がどれくらい続くのかはわかりませんが、焦らないようにしようと決めました。

皆さんもご無事でありますように。

 

ではでは、お仕事にいってまいります。

皆さんもお気をつけて。