50代、おばちゃん福祉職員の雑記帳

福祉の仕事に携わってまだ3年、面白いこと難しいこと、まだまだいっぱいです。

幸福の条件

今朝も肌寒く、軒先を小鳥が跳ねるように短い弧を描いて飛んでいる。

電車と車が通る音、それに小鳥の鳴き声が時折聞こえるだけ。平和だ。

 

色即是空 空即是色

 

「有っても無くても同じ。お金や地位や物があったって無くたって結局悩みは出てくるもんだから煩いなさんな」と私の解釈。(間違っていたらごめんなさい_(._.)_

 

結婚して子どもを生み育て、人が羨むような仕事に就き多くの貯蓄があること。

かつてはそれが幸福の条件だと思っていた。

けれど、今、心底思う。

有っても無くてもおんなじなのだと。

膨大な仕事や物や人脈を抱えすぎると今度は無くなってしまう不安が生まれる。落ちるのが怖くて必死にしがみつこうとする。

いつか幸福な日々が訪れると信じ、健康を損なうまで頑張り続ける。

 

しかし、幸福とは感じることができる能力を言い、ものが有るか無いかではないのだ。

 

脳科学者の中野信子さんがYouTubeで言っていた。

「無理な努力をし続けて、それが報われなかったとき人は周りにいる誰かを恨むようになるんです」と。

 

心当たりがあって深く反省した。

そして、ああ、人生が終わる前に気が付いて良かった~~と思った。

お茶一杯にホッとしたり、卵かけゴハンうめえと感じたり、映画に感動したり、大切な人が元気でいることや、一日が無事に終わり快く就寝できることが何より幸福である。

さらに幸福の条件というのを付け足すならば。

昨日の自分よりも一歩成長すること。かな。

 

では、また!(^^)/