駅前、バス停ベンチの座り心地にびっくりしました!
バス停のベンチに座ることなんてほぼありませんでした。
立って並ぶのが通常ですから。
しかし、昨日は歩行時にちょっと股関節に痛みがでてきて、バス停に着いたころは、もう休みたいほど痛みが強くなっていました。
そこで、初めてベンチに腰掛けました。
え?ナニ?コレ?
座ってみなければ分からないほど、座面がかすかに前傾しています。
しかも、つるつるとした材質なので、しっかりとは座れない。
それなのに、結構な座高でかかとが少し浮いてしまいます。
長方形のベンチは定規みたいに幅の細い仕切りで座面を三等分に区切ってあります。
力を入れて座っていないと、お尻が滑り落ちそうです。
そうかあ。そうなのかあ。
なんて意地悪なベンチなのでしょう。
バスを待つほんのちょっとだけ、腰掛けなさいよ、長時間はダメよ、そういうことね。
高齢者が住みよい街づくりとか、障害者に優しいリノベーションとか、選挙の時はみなさん、国民のことを考えているようなお話しますけれど。
ちょっと!誰が考えたのよ!このくそベンチ!
と思いましたよ。
これからの高齢者福祉は、「ICF、生活機能というプラスの面に視点を向け、疾患や障害があってもモノや人の支援や制度を利用して社会生活をしていきましょう」という方向になっているんじゃなかったんでしょうか。
歩き疲れて休憩するベンチが、わざと座りにくくするってどういう了見でしょう?
シャキシャキ歩けないなら、車いすでどうぞってわけでしょうか?
いやいやいや、頼みますよ。
オレは一生年寄りにはならないぜベイビー。
という人は、いません。
みな、足ガクガク膝ブルブルのおじいちゃんおばあちゃんになるのですよ。
明日は我が身。
たぶん。平等にみんなが座れるように、という配慮だったのかもしれませんね。
しかし。平等ってそういうことなのでしょうか。
弱者も強者も一律に分け隔てなく利用してください、ってそういうのは、平等と言えるのでしょうか。
似たような感覚で言うと、消費税もそうですよね。
貧困層も、富裕層も、同じように痛み分けしてくださいよっていう制度。
平等って考え方、難しいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また!