どうする家康の二回目の感想
いやー、時代は新しくなりましたね。
おばちゃんは入り込めなかったですよ。
この脚本家さんはエンターテイメントとしてのストーリー展開が得意なのかもしれませんが、ひとりひとりのセリフに重みが足りなくて、良い役者さんを起用しているのにもったいないなと思いました。
脚本家さんご自身の人生経験がまだ薄く浅いのかもしれません。
いや、それとも。
浅いセリフと見せかけて、これからものすごい伏線回収があるかもしれません。
期待しましょう。
それにしても岡田さんの怪演は燃えよ剣を彷彿とさせるほど凄味がありましたね。
さわやかな好青年でも、SPでも、殺し屋でも、どんな役でもこなせて見事です。
山賊だか海賊だかよく分からない真っ赤で奇抜な衣装も、歴史好きの人からはひかれてしまうと思いますが、よく似合っています。
そもそも。
今回の大河ドラマは、勝手な想像ですが、ゲーム時代の若者たちへ歴史に興味を持ってもらうためのきっかけにしたいという試みが強いのかもしれません。
多少へんでも、おばちゃんはウェルカムです。
主従関係の厳しい時代、代々仕えてきた本田忠勝が生意気な口のききかたをするわけがなく、違和感を持つ方も多いと思いますが、おばちゃんはそこも許します。(上から目線!)(笑)山田裕貴さんでなければ伝わらない熱い演技で、もらい泣きしそうになりました。
大森南朋さんも、音尾琢真さん、松重豊さん、しっかり脇を固めています。
家康が試行錯誤しながら主君として成長していく様をこれからも見守りたいと思います。