50代、おばちゃん福祉職員の雑記帳

福祉の仕事に携わってまだ3年、面白いこと難しいこと、まだまだいっぱいです。

浴衣でお祭りデート

昨日、帰宅するときに乗った電車。

浴衣を着たふたりのメンズがドア前にいるのが視界に入りました。

髪形も、角刈りっぽい刈り上げ。

20代くらい。

メンズファッション雑誌から飛び出してきたような感じです。

手前に視線を変えて、空いている座席に座りました。

どっこいしょ、今日も疲れたなあー。

と、正面を見ると…

真向いの席に浴衣姿のカップルが座っています。

あら?

何気に車内全体を見渡すと、いる、いる、浴衣姿の若者たちが大勢。

よく、花が咲いたよう、なんて形容しますがね、ほんと、そんな感じです。

 

失念していましたよ。

7月末の土曜日ですからね。

コロナで二年くらいは、じっと遊びを控えていたでしょうから。

コロナも重症化しないし、もういいよね、みたいな空気なのかもしれませんね。

それにしても、すごい数の人です。

近くでお祭りでもあるのでしょうか。

私は仕事とスクールで毎日が終わってしまうもので無関心でした。

電車が停車して自動扉が開き、一斉に浴衣集団がおりました。

その中に私もおります。

10両以上の車両から人々が降り、階段に向かうわけですから、すぐに渋滞します。

流れにまかせて歩いていた、その時…、

 

ナニ?これ、めちゃめちゃいい香り…

 

浴衣集団全体から放たれる、若者たちのめっちゃいい香りがそこら中に充満したのです。

こんなことは、通勤電車ではありえない現象でした。

 

気合、はいってんなあ。

 

お祭りデートなのでしょうね。

若者たちはとても楽しそうな表情をしております。

 

しかし、私は移りたくない人なので、早足で人混みを抜けました。

普段、加齢臭にしか縁がないもので、久々に目が覚めるようでした。

若者はいいですね。

羨ましくなりましたよ。

 

さて、仕事にいってまいります。

では、また!