50代、おばちゃん福祉職員の雑記帳

福祉の仕事に携わってまだ3年、面白いこと難しいこと、まだまだいっぱいです。

役者さんってすごいなあ

ハナミズキやつつじの花も散ってしまいました。

季節が移るのは早いですねえ。

空き地や道路端に咲いているオレンジ色の花。

あまりにも多く見かけるので調べてみるとナガミヒナゲシというらしいです。

繁殖力が強大すぎて生態系に影響を与える植物として嫌われることもあるようでした。

ヒナゲシさんたちにしてみれば

「自然の生態系を一番ぶっ壊してるお前らに駆除されたくねーよ!」

といったところでしょうか。

私はこの花、キライじゃないです。(悩まされている方ごめんなさいね)

 

さて、前置きが長くなりました。

タイトル回収しましょう。

 

毎週「鎌倉殿の13人」を録画して観ています。

役者のみなさん、感情表出がお見事だなと素直に感心します。

「演技がうまい」と簡単に言いますが、これ、実際にやってみると大変難しいのです。

今更何当たり前のこと言ってんだよ!それができなきゃ役者じゃねえだろ!

そうですよね。

ごもっとも。

私が特筆したいのは、

起こる事態を知らない前提で、驚き、悔しがり、燃えたぎる怒りに耐え、涙を堪える、という演技をするわけですが、これ、「自然にびっくりする」って普通なかなかできないと思うのですよね。

素人演劇だと、切られ役は体が勝手に反射しコンマ早く避けてしまったり。

驚きの表情も作ろうとすると、大きく息を吸い込んじゃったり。

不自然にならないタイミングって意外と難しい。

それを、次々遭遇する事態に狼狽し困惑し悲しみをぐっと抑える、というとても複雑な心の動きを自然に出すのは、小手先のテクニックでは到底できないものだと思うのです。

大河ドラマは歴史ものなので、史実はみんな知っています。

しかし、今回の鎌倉殿の13人は、衆知の事実の中にも

え?

まさか?

って場面が沢山織り込まれていて、まったく飽きずに見ごたえがあります。

登場人物たちそれぞれに魅力があって、討たれてしまうと、見終わった次の日まで重苦しい気持ちが残るほど。

あらためて、役者さんってすごいなあと毎回思うのでした。

来週はいよいよ、あれ、です。

楽しみにしていましょう。

 

大河をみていない方にはさっぱり分からない内容の記事になってすみません。

最後までお読みくださりありがとうございました。

では、また!