50代、おばちゃん福祉職員の雑記帳

福祉の仕事に携わってまだ3年、面白いこと難しいこと、まだまだいっぱいです。

どうして勉強しなくちゃいけないの?

 

ようやく、毎週提出しなければならないレポートに追われる日々から解放されました。

もう梅雨に入ったのでしょうか。

雨ふりの日が続きますね。

しんどかったはずなのに。

宿題がなくなったら、なんだか物足りないような気がします。

ヘンですね。(笑)

 

昨日はスクールでロールプレイをしました。

聴くだけの授業より、ほかの人と考えを交わしながら課題に取り組むって面白かったです。

仕事場のように上下関係や先輩後輩などのしがらみはありませんので、自由に意見を発言できる雰囲気が心地よく感じました。

そうは言っても。

50を過ぎて勉強するなんて、お金の無駄遣いじゃないの?

辛抱して働いてせっかく得たお金を、勉強のために払うなんてイヤだわ。

もしかしたら、そう思うかもしれません。

 

昔、中学校の用務員をしていた時、生徒に聞かれました。

「どうして勉強しなくちゃいけないの? 」

その頃はうんと若かったので、

「将来困ったことが起きた時、いろんなことを知っておくと、ピンチを切り抜けられる力になるからだよ」

みたいな感じに答えました。

先生たちが答えるような「良い学校に入って良い会社に就職すれば高収入で安定した生活ができる」という直截的現実的な話ではなく。

海馬にためる神経物質の記憶が沢山あればあるほど、困ったときの対処法が見つかりやすいのではないかと思っていたからです。

 

それから十数年経ちました。

将来に備えての勉強。

ではなく、今必要な勉強をしています。

そして、教室で他人と机を並べて学ぶことの楽しさを改めて実感しました。

それは…

自分が常識だと思っていたことが人は違うのね!

みたいな発見がこんな年になってもあるのです。

他人を知り、自分を知ることは面白い発見ですよ。

 

どうして勉強しなくちゃいけないの?

と、聞かれたら、

しなくちゃいけないことはないですけれど、知らなかったことを知るってわくわくするし。

それに加えて。

私の場合は。

いつまでも柔軟な頭で考えられるように、自分の考えが常に正しいと信じる頑固な老人にならないようにするため。

と、そんなところでしょうか。

ああ、それと、

楽しいから。ですかね。

 

では、では、今日もお仕事いってきます。

皆さんも元気でいってらっしゃいませ。