自分の欠点を見つめてみる
昨夜のことです。
ある友人が、自分の欠点について話してくれました。
物腰やわらかく誠実な女性で、魅力的だなあと普段から思っているのですが、
ご本人は「わかったふりをしてしまう自分」をいやだなと感じているとのことでした。
「そんなの、私なんてしょっちゅうよ」
と、その場では笑いました。
しかし。
帰宅して、冷たい牛乳を飲んでベッドに寝ころんだら。
じわじわと心の底に沈殿したものが、ふとした瞬間にほこりのように空中に舞い上がりました。
仕事場では、たぶん、とか、きっと、とか憶測でものを言わないように、未定であるものや保留であるものは私見を挟まず、そのままを報告するようにしています。
なので自分の中の「分かったふり」は、さほど気にならない程度のものです。
では、心の底から舞い上がったその感情の正体とは何か。
それは。
彼女との会話のなかにプチ自慢を入れてしまったことでした。
ああ、恥ずかしい。
なんてみっともない自慢話を言ってしまったのだろう。
そういう恥の意識です。
普段、職場の、自慢話ばかりするマウント女子に眉をひそめていながら。
この時は、自分も凄い!と思われたい願望が表に出てしまったのです。
話しやすい友人の前なので、気が緩んでしまいました。
そこで!
今日から自分の欠点を見つめ直し、毎日標語を作ることにしました。
今日の標語は
「なにごとも謙虚であれ!」
です。
さて、住宅街の庭にムクゲが満開になりました。
白、ピンク、オレンジに近い黄色。
気分を変えて、景色を眺めながら、いきましょう。
皆さんも、いってらっしゃい