50代、おばちゃん福祉職員の雑記帳

福祉の仕事に携わってまだ3年、面白いこと難しいこと、まだまだいっぱいです。

コンプレックスを強みに変えました

遅く起きた朝。

窓外から子どもの笑い声が聞こえました。

幼稚園バスのお迎え時間のようです。

今日は仕事はおやすみの日。

コーヒーを飲んでから窓を少しだけ開けると、湿気た、なまあたたかい空気が立ちのぼっていました。

くもり空。

雨ばかり続くこの一週間で、ずいぶん街路樹の葉がのびましたよ。

暑さにやられて今年は葉をのばせないかと思っていましたが、自然って凄いもんですね。

 

さて、昨日ようやく最後のレポートを提出しました。

カタルシス、というものでしょうか。

お天気はくもりですが気分は晴れてます。

 

私には小さな頃からコンプレックスを感じる短所がありました。

その短所のために周囲からバカにされ、笑われてきました。

傷つき、悩み、自己嫌悪しました。

その短所は今でも直っていません。

けれど今は、自分の「特徴」と思って受け入れて暮らしています。

その短所というのは…

 

集中しすぎて、まわりの音が聞こえなくなる!

 

です。

過集中、とか、最近耳にするようになりましたよね。

姉は、そんなに集中できるなんて羨ましい!と言います。

しかし、本人は困るものです。

なんでもかんでも集中できるものではなく、興味がある好きなもの以外は集中できないからです。

テレビや漫画の本。

何度、名前を呼ばれても気がつきません。

すぐとなりに来ていても。

もはや自分の世界。

大概の人は、こんなに近くで呼んでいて気がつかないわけないだろうと考えますから、当然。

 

テメエ! 無視すんなよ!

と怒るわけです。

当の本人は理不尽に感じ、

わざとじゃないのに~~~~~と落ち込むわけです。

子どもの頃は、そんな場面が沢山ありましたが、この短所、対処方法があるのです。

それは、親しくなりたい人にこの特徴を開示しておく、という方法。

そして、これが出てしまったときには、

 

ごめん、ごめん!

 

と、即、謝る、というのが秘訣です。

 

昔は、聞いていなかったのに聞いているふりを途中からし、話が分からないまま加わったがために失敗した…ということが多々ありました。

 

自分が意識して聞こうとした情報でなければ耳に入らない。

音として認識することができない。

そういう特徴は一般の人には理解できないらしい、ということがうっすら分かってきてからは気をつけるようになりました。

 

それに、この特徴はやりたいことがあるときには非常に能力を発揮してくれるものでもあります。

レポートをまとめる。

役に立ちましたよ。

コンプレックスを強みに変えて自分の短所を使って新しいことにチャレンジしてみる。

私のような凡人ができることですから、誰でも可能なはずです。

同じような特徴で苦労している人は、試してみてください。

ご参考になれば幸いです。

 

では、また。